敏感肌の方でクレンジングや洗顔をした後に、顔が痒くなって湿疹が出たり、
ピリピリして痛いということに悩まされている方も多いですよね。
洗顔後に化粧水や乳液をしっかりと顔につけても、痒みや痛みが収まらなくて最悪・・・
何をやっても顔の痒みや痛みに悩まされてしまう敏感肌の方のために、
なぜそうなってしまうのか、その原因と対策方法についてご紹介します。
洗顔後に痒いしピリピリして痛い原因とは
敏感肌だと洗顔後に痒くなって赤くなったり、ピリピリと痛みを
感じてしまうことが多いと思います。
なぜ、そうなってしまうのかは肌のバリア機能に原因があります。
本来、人の肌というのは角質層というものに守られていて、角質層が紫外線や刺激などの
外的刺激から守るバリア機能というものが働いています。
このバリア機能が正常であれば、肌は刺激に強くちょっとした刺激なら大丈夫になります。
しかし、このバリア機能が何らかの原因で壊れていて、外的刺激から無防備の
ような状態になってしまっているのが敏感肌なんです。
敏感肌になってしまうのは、遺伝的なものもある場合もありますが、
季節的な問題や間違ったスキンケアなど原因は多岐に渡ります。
敏感肌のためのスキンケア対策
とーーーっても肌が弱くなっていて、少しの刺激でも痛くなったり
痒くなってしまうのが敏感肌です。
そのため、いつものスキンケアでは十分に気をつけてあげなければなりません。
他の肌質の人と同じようにやっていては、一向に顔の痒みや
ヒリヒリした痛みをなくすことはできません。
敏感肌にはどういったスキンケア対策がいいのか順番に見ていこうと思います。
クレンジングには一番注意する
女性の場合、メイクを落とすためにクレンジングをしますよね。
クレンジングは化粧品に含まれる油分を落とすために界面活性剤が配合されていて、
肌にとても刺激が強いつくりとなっています。
スキンケアの中でも一番刺激が強く、クレンジングが原因で顔が痒くなったり
痛みを感じてしまう人が多いです。
だからといってメイクはクレンジングを使わないと全て落とし
きることができないので、必要不可欠なものとなります。
そのため、できるだけ低刺激のものを使用するようにしましょう。
リキッドタイプなどは強力なので、比較的低刺激な
クリームタイプのものを使うと良いですね。
成分もできるだけ無添加のものが好ましいです。
また、クレンジングは長時間かけるのではなく、
30秒程でぱぱっと済ませるようにしましょう。
できるだけ短く終わらせることで肌への負担を最小限に留めます。
洗顔はできるだけ肌に優しく
敏感肌の方は洗顔にも十分に気をつけてやらなければなりません。
まず、洗顔料の選ぶポイントですが、敏感肌には
洗顔石鹸が良いとされています。
洗顔フォームは界面活性剤が含まれているため、刺激が強く敏感肌とは相性が悪いです。
洗顔石鹸は天然成分由来で肌に優しい低刺激のものが多いので、敏感肌でも使えます。
市販の安い固形石鹸は刺激が強いので避けましょう。
洗顔のやり方としては、洗顔石鹸を泡立てネットでよく泡立てて、
泡だけでこすらず優しく洗ってください。
洗い流す時はぬるま湯でゆっくりと洗い流します。
洗顔後の保湿
洗顔後は化粧水と乳液を使って入念に保湿をしていきます。
敏感肌の場合、化粧水や乳液ですらヒリヒリして
染みてしまうかもしれませんが、しっかりと保湿はしましょう。
敏感肌を通常の状態に戻すには、保湿をしっかりとして
ターンオーバーを元に戻す必要があります。
化粧水や乳液にも色々種類がありますが、自分に合うもの
を見つけて使うようにするといいですね。
スキンケアをする時の注意点
どういったスキンケアを敏感肌はしたらいいかご紹介しましたが、
スキンケアをしていって湿疹が出て痒くなってしまったり、
ピリピリとした痛みがある場合は何らかのものが自分に合っていないということです。
クレンジングオイルや洗顔料をまず見直してみて、自分の肌に合うか確認してください。
また、肌に負担のかからないようなスキンケアがちゃんとできているかも見直してみてください。
まとめ
敏感肌はとてもデリケートで、どうやったら肌に影響のない
スキンケアができるのかは難しい問題です。
優しいスキンケアを意識して色々と試して、自分に合った対策をしていってくださいね。